ぱっと目が覚めた
本当はいかないはずだったのに
からだが行けという
その場所が ココファーム
http://cocowine.com/about_us/about/cocofarm_history/
知的障がい者更生施設、ワイナリー。
19日・20日は収穫祭。
昭和33年に 特殊学級教員の川田先生が
知恵遅れといわれる子供たちの事を考えて土地を買い、
家にいて過保護で育てられた子供たちが
元気にならないものかと
その学級の子どもたちとともにこんな急斜面を開墾。
すると 子供たちはできないできないって言われるよりも
褒められることが見つかった。
からだを使うことの方がストレスがたまらない。
次に開拓したら、何を植えるか?
最初野菜を植えたら
子供たちは雑草なのか、野菜なのか
区別がつかず、抜いちゃう。
では木がいいね。
ということで、最初は普通に生食用のブドウの木を植えて。
でも収入が安定しないので
安定収入を見込めるワインづくりに乗り出した。
すると今度は父母がワイナリー設立に尽くしてくれた。
ココ・ファームでは、園にいる人たちの仕事をとらないように、除草剤は使いません。
しかし、それが結果的に、土壌の活力を維持し、高品質のワインを生む秘訣となっている。
エコなんて何も考えていなかったのに。
カラス係さん・・・ ブドウは、カラスに食べられてしまうので、カラスは天敵。
しかしある知的障害者がブドウ畑にいる時、カラスがいない!
な〜んにも仕事しないんだけど、この人がいるだけで、カラスがこないから、
この人が畑にただいるだけで、みんなは大助かり。
台風の時も出かけてしまうんですって。
ただ今、その方は60才。後継者を探し中。
傷んだブドウの実を摘み取る仕事を黙々とこなす重度の自閉症の人は、
会話には難があるが、仕事は正確!わかるわかる。
ブドウの実は、腐った実がはいると、腐るので他のメーカーでは防腐剤を入れているが、
ここでは、”食べたくない実は捨ててね。”って、みんなにいっておくと・・・
きれいなものだけが残っている。だから、品質がよい。
何度も買ってもらえるような本当においしいワインを目指すと決めてから
手間暇かけて、毎日コツコツ”好きな事””出来ること”をやっていたら・・・
なんと・・・沖縄や洞爺湖サミットなど、
日本航空の国際線ファーストクラスのワインにも
選ばれるようになっちゃったんだって。
現在園生134名(17〜92歳)
私が、この感動した話をZOOMでしていたら、
青木理子(はちさん)が教えてくれた
日本理化学
この会社の全体の70%以上が知的障がいのある社員だそうだ。
いってみたい〜。どんな人達が創っているのでしょう。
http://www.rikagaku.co.jp/handicapped/index.php
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